J-REITが果たした役割について触れておきます。J-REITは不動産を証券化して投資目として証券取引所に上場することにより、株式市場を通じて誰もが不動産に投資することを可能にしました。本来であれば売買取引に相当の時間と手間がかかる不動産に、株式投資と同様の流動性が与えられたのです。このことによって、投資家が不動産マーケットをどう見ているのかが、投資目の価格変動や出来高としていち早く現れるようになり、不動産マーケットを客観的に観察するための有効な指標になりました。
[参考]
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また、J-REITの上場の制度として、保有するための不動産の収益や価格が開示(ディスクローズ)されるようになったので、今まで公開されることがなかったオフィスビルや賃貸マンション、ショッピングセンターのデータを、誰もが調べて参考にすることができるようになりました。J-REITによって、日本の不動産市場は透明性が格段に向上し、それがさらに海外投資家からの評価を高めるという、好循環を生んだのです。