マンション分譲を初めとする不動産業界は地域性の強い事業であり、なかには特定エリアに限定して活動を展開している中堅企業も少なくない。そうした点を考慮して、地域別にみていく視点も欠かせないだろう。まず首都圏をみると、2005年には1420万世帯たったものが、2015年には1499万世帯に増加する。全国平均ではこの2015年がピークになると予想されているが、首都圏では2020年も1508万世帯に増える見込み。2025年には若干減少して1503万世帯になるが、それでも2015年よりは多い数字になっている。つまり、首都圏で活動するマンション分譲会社にすれば、当分は世帯数増加という追い風が吹くわけである。首都圏でも、細かくみると若干の違いがみられる。東京都、神奈川県、千葉県などは首都圏全体と同様に2020年が世帯数のピークになり、その後は減少に向かうと予想されているが、埼玉県は2020年から2025年にかけてもほとんど世帯数が変わらないとみられている。2005年の266万世帯が2020年には289万世帯になり、2025年もそのほぼその水準を維持する見込みとされる。東京都に比べると絶対数では半分以下のレベルにとどまるとはいえ、長い目でみれば、埼玉県は首都圏のなかでも、最も期待されるエリアということができる。名古屋圏も同様の傾向で、2005年が403万世帯に対して、2015年は418万世帯で、2020年は419万世帯に達し、ここがピークになる見込み。2025年は417万世帯と若干の減少になるが、ほぼ2015年と同じ水準を維持する見通し。自動車関連など製造業に強い基盤を持っていることがこうした予測につながっているようである。これに対して、近畿圏をみると、2005年が728万世帯に対して、2015年には741万世帯と見込まれ、全国平均同様にここがピークになる。その後2020年は733万世帯、2025年は718万世帯と減少に向かう。三大都市圏のなかでも、首都圏、名古屋圏に比べると相対的な経済基盤の沈下が目立ち、それが世帯数の伸び悩みをもたらす見通しとなっている。
[おすすめサイト]
谷町九丁目の賃貸・部屋探し情報一覧
滝川市の中古一戸建て一覧
滝山の賃貸・部屋探し情報一覧
大和西大寺の賃貸・部屋探し情報一覧
大和高田の賃貸・部屋探し情報一覧