湿った木材はシロアリの大好物

2011.10.21

木造住宅を食い荒らすシロアリ恐るべし。といっても、木なら何でもかんでも食べてしまうわけではありません。シロアリにも好き嫌いはあって、一般的には広葉樹より針葉樹を好みます。ベイマツ、ベイツガなどはシロアリの大好物。反対にヒノキやヒバ、マキなどは好まれません。なぜかというと、これらの木は防蟻性のある成分を含んでいるからです。例えば、ヒバの精油分に含まれているヒノキチオールにはシロアリを殺す力があるため、ヒバを土台に使うと有効なことがよく知られています。

亀有の賃貸・部屋探し
成増の賃貸・部屋探し
上井草の賃貸・部屋探し
恋ヶ窪の賃貸・部屋探し
立川の賃貸・部屋探し

昔から棺や橋げたなどに使われてきたマキは、古材になってもシロアリの被害を受けにくくする物質を保ち続けているといいます。シロアリは腐朽菌同様、乾燥した場所を嫌い、ある程度の温度と湿度のある環境を好みます。特にヤマトシロアリは水を運ぶ能力を持っていないため、湿った木材にしか付きません。つまり、腐朽菌が繁殖するような湿った環境にしておくと、シロアリも呼び寄せることになりかねないということです。木造住宅を長持ちさせようと思ったら、湿気に注意して、ジメジメ、シトシトさせないこと。これが何よりのポイントなのです。現在の木造住宅は、さまざまなシロアリ対策を講じています。地盤面から一メートル以内にある木材に防腐、防蟻処理を施したり、床下を防蟻シートで覆うなどの方法があります。また、シロアリが建物に侵入する経路になる基礎の周辺の土壌を薬液で処理する方法もあります。シロアリ対策に使われる薬剤には毒性がありますから、専門家の指導のもとに処理することが大切です。