必要なときにサービスが受けられる住まい

2011.12.17

住宅にも、高齢者の生活にも一定の規範に基づく型があったものが崩壊し、多様化していく変化が読み取れる。これは高齢者の住まいを不安定にする変化であった。住空間における高齢者の位置は、社会や家族と一体あるいはその中心から周辺へと移動した。しかしようやく、高齢者に対する住まいの対策は老人ホームという特別なものから住宅対策として一般化する方向にある。昭和の末は、一般住宅と老人ホームの中間に高齢者住宅が生まれて、その三者の間の距離が近づいているという段階にある。

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いずれにおいても家族関係と老化への対応が課題であるが、生活の自立を保障する住空間をもつ、必要なときにサービスが受けられる住まいをめざしている